東京湾、晩夏・秋のコマセマダイ・ワラサ釣り

海釣りの主、マダイを釣るには色々釣り方があり、最近は一つテンヤ釣りが外房から全国に展開していたり、タイラバが関西から流行して来ていますが、地形や潮流、船の流し方の違う東京湾の久里浜沖、剣崎沖から城ヶ島沖ではコマセマダイがまだまだ主流です

オキアミ、アミエビをコマセ籠に詰めて振って魚を寄せ、オキアミなどの付けエサを食わせるのがコマセ釣りです
夏8月から晩秋11月には合わせてワラサが釣れます。

1. 事前準備

コマセ釣りはパターンが決まれば事前の準備は意外と楽です。

1-1. マダイ釣りに良く行く船宿

時期、地域によりマダイを狙っている船宿が色々ありますので友人ネタやネット、釣り雑誌を使って情報収集です。船宿が決まったら電話で予約です

<剣崎松輪港 あまさけや丸>最近、行くようになった2名からでもお安く乗せてくれる船宿です。腕も良さそう。
港集合、帰港後に普段は船宿で支払い・カップ麺付き、コロナ禍は港で支払いの港解散です。
<宮川湾 二宮丸>2006年からもう15年、釣り友との月2回の定宿になっています。秋から冬のマダイ・ワラサ釣りの他、夏はカツオ・マグロ釣り、冬から春の ティップランエギング、中深場五目、ヤリイカ、マルイカ、ヒラメ・ハタ、イワシメバルなども狙ってくれます。基本5名からの仕立て船ですが、平日は乗合い船もリクエストでやってくれます。
港集合、帰港後に港で支払い(Paypay可)、港解散です。
<剣崎松輪港 鈴米丸>石鯛かかり釣りに船で行く船宿ですが、マダイ釣りもやります。
港集合、帰港後に船宿(うどんの軽食あり)で支払い、解散です。

1-2. タックル

タックルは竿、リール、錘の組合せのバランスでしょうか。
どんな釣り方をしたいかでマダイのタックルが違います

船酔いに弱いので座ってじっくり食い気のあるマダイを待つならば揺れを吸収してくれる柔らかくしなやかな長竿、力強いリール、安定する錘、安全な太いPEラインになるのでしょう。

船には強く、手持ちでガンガン、マダイを誘いたいなら、短い竿、軽いリール、軽い錘、細いPEラインのライトタックルでしょう

楽天マガジン つり情報2021/5/15号 28pageより引用

楽天マガジン つり情報2021/5/15号 45pageより引用

楽天マガジン つり情報2020/10/15号 より引用

ライトタックル(LT)と標準的タックル

私の場合は次の表のようなタックルと仕掛けです。
マダイメインの時はライトタックルで、ワラサメインの時は標準的なタックルにしています。

竿(ロッド)リール道糸ハリスオモリ
LTマダイ・ワラサ釣り1.8~1.9m 、 20~60号負荷シマノFM401PE 1.5号 200m2.5~4号 9m籠 40~60号
ワラサ・マダイ釣り1.8m 、 30~60号負荷シマノFM3000MKPE 3号 300m6~8号 6m籠 80号

ライトタックルのお勧め

ワラサが交じる場合はフォースマスター401ではドラグが壊れることがあったので「フォースマスター601」がお勧めです😎
(「401」「601」は左ハンドル、「400」「600」は右ハンドル)

標準タックルのお勧め

道糸PEはリーズナブルなシマノの8本編込み「タナトル8」がお勧めです。
表面が滑らかで潮受けがし難く、棚への到達スピードが速く、糸ふけ少なくオマツリが軽減し、棚ボケ(棚がズレてしまう)を防ぎ易く、アタリを出し易く、アタリを感じ易いようです😆
1.5号以下の細糸で、お祭り時に高切れしたく無い場合は4本編みが無難なようですネ🤔

1-3. 仕掛け

天秤は太さ、長さ、形状等、色々あって自分の好みを考えます🤔
天秤長さはマダイは長い方が3段引きのショックを吸収してくれるように思います。
天秤太さは大ダイでも細目で十分です。

天秤は形状記憶合金の「吉見製作所 CR-700-1.0 夢の天秤 赤」がお勧めです😎
グルグル丸めてバックにコンパクトに突っ込んでおけ便利で、ストレートで真っ直ぐ当たりを伝えてくれるます

他の人とお祭りしたり、手前祭りし難い引っ掛かりが少ない「からまん船天秤」もお勧めですネ😎

クッションゴムも太さ、長さ、色等々。
私はマダイは太さ1~1.5mm、長さ1mで十分です。ワラサ狙いは太さ2~3mm、長さ0.6~1mですネ。

ハリス・針は太さ、長さ、色、形状等々こだわりが楽しいです😆

針は付けエサがズレないケン付きがお勧めです。マダイは9〜11号、ワラサ針は12号ですネ。

ハリスは4号9~10mを使ってます。

船長の指定タナの計算には一定のハリス長さがあるようですが、同じハリス長さでビシの位置を変えて良い場合やコマセをばらさないように、またビシを下げて魚を驚かせて散らさないように指示タナ(ビシ位置)を統一しハリス長さは自由に変えて良い船長も居ます🤔

コマセマダイ仕掛けには1本針、2本針があります。
好みですが、2本針りは作るのが手間ですが、釣れる棚が2本針の上か下かで参考になります。ダブルで釣れるとうれしいですネ。エサ取りも居る位置も分かります。
1本針はシンプルで取り回しが楽だし、船上で仕掛けを作るのが楽で速いです。私はいつも1本針😎

市販の仕掛けセットも良いですが、ハリス材質、ハリス長さ、針形状などこだわりが出てきたら、やはり自作ですが、楽しいですヨ

自作している時間が無い場合や足りない場合、船上で自作出来るようになるまでは市販品も用意して置くと良いですネ😎

コマセビシは LTタックル60号、標準タックル80号のプラカゴか、細身のステン缶がお勧めです。
私が使っているダイワ MDビシII 60号は錘20号を内部に追加して80号になるので潮が速い場合にも安心です😎

ここのところ、「松本圭一直伝 攻めのコマセマダイ教室:重い仕掛けでマダイの頭上に付けエサを高速落下」
「テーパーハリス 4号5m + 4号5m = 10m ガン玉2Bとマミツブシ1号の重い仕掛け」を自作しています😆

ハリスはスティルス、ブラウンハリス「ジョイナー船ハリスⅡ」がお勧めです。
🐟魚には見えないと言うのが良いですョネ😎

楽天マガジン つり情報2021/5/15号 45pageより引用

2. 実釣

2-1. 釣り座

マダイ釣りで釣れる釣れないは絶対に釣り座です😆 釣友のNさんは腕だと言いますが...🤔
臆病なマダイは船影を避けて潮下に様子見て遠くに居ます。アジやワラサのように突っ込んでは来ません。
東京湾では下げ潮、上げ潮による潮加減、潮向きと風向きで釣果が大きく違います。
僕の釣り座、ミヨシ(船の前の方)は冬場なら上げ潮の北風、夏場は下げ潮の南風が釣れます。
オオドモ(船の一番後ろ)はその逆ですネ。

コマセが良く効くドウの間は安定して良く釣れますちょっと狭いですが揺れも少ないですネ。

2-2. 釣り場

東京湾で3~5月のノッ込み大ダイの時期と秋口の数釣り、夏場のワラサフィーバーが面白いのは剣崎沖です。大船団に成ります。
意外と大ダイも望めて釣れるのは城ヶ島沖です😀 小ダイが数釣り出来るのは久里浜沖ですかネ

指示ダナへ合せて待つ、手持ちならば付けエサを食われた手ごたえがあったり、竿先を見ていれば付けエサが取られた瞬間が分かる

付けエサは真っ直ぐになるようにするのが、基本。まるまるとクルクル回ってしまうと言われる。

食わなければまず3分くらいで巻き上げて餌を確認する頭だけ、すっぱり食われてるとマダイっぽい。付けエサが残って居れば次は5分、次は7分と間を長くしていくコマセカゴに残って居る撒きエサの量を確認して待つ間隔を決める。潮がたるんで動きが無く魚が食い気が無い時、撒きエサを抑えて付けエサだけで長く間を取った時にも釣れることも多々ある

2-3. 棚取りと誘い方

棚取り

以前は底からのタナ取りでしたが、底にドスンと落とすと魚がおどろいて散ってしまうので、近年は海面からのタナ取りがほとんどです。
コマセカゴを指示タナから5~6m下まで下ろしたら、しばらくハリスが潮になじむ(潮流によって流されながら下を向く)まで5秒程待ってから巻き始める。待たないで下におろして直ぐに巻き上げ始めるとハリスが道糸に祭って(絡んで)しまう

が、基本ですが、なるべくコマセカゴをマダイの居るところから素早く消した方が良いので、からみにくい天秤を使ったり、潮が速い場合など早めに巻き上げる方が良いですネ。

誘い

手持ちは釣り時期によりますが、食いが立つ秋口は頻繫に誘うと良いです。
誘い上げたり、落とし込んだ時に食う間を与えると食って来ます😎
置き竿も適宜、大きく誘い上げてあげたり、ゆっくり落とし込んだり工夫すると良いようです。
探検丸など魚探があると指示タナより上で待って、魚🐟が入ってきたら、指示タナまで落とし込むと良いようです。

指示ダナで待っている間、コマセを撒くためにそのまま竿いっぱいに振り上げてゆっくり竿を下すコマセを撒かない時はゆっくり竿を誘い上げ(付けエサをゆっくり動かす)、竿を上に揚げたまま付けエサが潮になじんでなびくまで待ってから、ゆっくり竿を降ろす。誘いをたまに入れると付けエサが動いた瞬間に食ってくることが多々あります。

楽天マガジン つり情報2019/12/15号 より引用

こんなコマセワークもあるんだな~、こんど試してみよう。

楽天マガジン つり情報2020/11/15号 より引用

楽天マガジン つり情報2020/10/15号 より引用

指示ダナへ合せて待つ、手持ちならば付けエサを食われた手ごたえがあったり、竿先を見ていれば付けエサが取られた瞬間が分かる

付けエサは真っ直ぐになるようにするのが、基本。まるまるとクルクル回ってしまうと言われる。

食わなければまず3分くらいで巻き上げて餌を確認する頭だけ、すっぱり食われてるとマダイっぽい。付けエサが残って居れば次は5分、次は7分と間を長くしていくコマセカゴに残って居る撒きエサの量を確認して待つ間隔を決める。潮がたるんで動きが無く魚が食い気が無い時、撒きエサを抑えて付けエサだけで長く間を取った時にも釣れることも多々ある

楽天マガジン つり情報2020/11/15号 より引用

楽天マガジン つり情報2020/11/15号 より引用

手返しを良くする重い仕掛けで攻めの釣りを松本プロが実践しています。
餌取りが多い場合は手返しを良くして餌取りの中のマダイに餌を多く提供するか、ですネ。
如何に餌取りを避けてマダイの前に付け餌を見せるか、ですネ。

楽天マガジン つり情報2021/5/15号 46pageより引用

楽天マガジン つり情報2021/5/15号 49pageより引用

6. ヒット~取込み

ヒットしたらマダイとのやり取りを楽しむ竿を引き上げられた分、竿先を下げながら手巻きでラインを巻く強い引きがあったら竿の弾力と送り込みで、しのぐ。マダイの突っ込みをしのいだら、また竿を引き上げてラインを巻く。マダイの口をこっちに向かせたまま竿の引き上げと手巻きを繰り返すポンピングと言い、醍醐味だ慣れない人は竿の弾力とリールのドラグ性能に任せて竿を起こしたまま一定に巻く方がバラさないようですが...

水面にコマセカゴが来たら竿を竿掛け(ロッドキーパー)に掛ける。竿掛けに掛けたまま竿先を上げてコマセカゴを引き寄せてつかむ。コマセカゴを引き寄せハリスをつかんでコマセカゴは撒きエサバケツ等に置くハリスを手繰ってマダイを寄せる。ワラサなど強い引きがあったらハリスを送り込むハリスは指に巻かないこと、強い引きでハリスで指が切れてケガをすることがある

マダイはポッコリと浮いて来るので取込みは楽です。
最後に暴れて針が外れることがあるので口を水面から出せばおとなしくなります

ワラサなど青物はグルグル回って隣や後ろの釣り人とオマツリするのでタックル的に問題なければドラグを締めて一気に取り込むようにしましょう

7. その他装備

マダイのクーラーボックスは30リットル前後で十分でしょう。

ワラサ狙いの方は35リットル以上など欲しくなりますが、重いのでキャスター付きが便利です。

フィッシングバックも予備の電動リールが入るくらいでの小ぶりで良いでしょう。

冬場の朝やワラサに沸く早朝のように朝暗い時は胸に付けられる懐中電灯があると、手元が照らされて、とても便利です

胸に付けるとちょうど良いCOBタイプのペンライトは電池式、充電池式と色々出て来ました。充電式はUSB接続口に海水がかかって乾燥した状態で充電すると塩分で加熱損傷することがあります🤔。防水ならばUSB接続口を良く洗って乾燥するか、接続口キャップ蓋付が良いですネ😎。COBとは「Chip On Board(チップオンボード)」の略語。

8. 片付け

8-1. 魚捌き、保存方法

マダイ・ワラサは冷やして翌日捌くのが美味しいです😎 釣った日の夕方、捌くと固くて不味です。
キッチンペーパー😆で巻いて水分を取ると甘味・うまみが凝縮しています
マダイ・ワラサは冷凍にして日持ちします。年末12月にマダイ・ワラサを釣ってキッチンペーパーを巻いて凍らせると正月に刺身でも美味しく食べられます

8-2. 料理

マダイは釣って翌日午前中に捌いて刺身にするのが、とても甘くて美味しいです
刺身が不得手な人は塩焼きが甘くて美味しいです。

ワラサも翌日午前中捌くと甘くまろやかになり、刺身やブリしゃぶがとても美味しいです

まとめ

マダイ・ワラサは釣れる🎣と嬉しいですネ😆よだれが出ます😋

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