東京湾、相模湾の船釣り始め
住んでいる居住地と船に酔うかによって釣り場は限定されると思います。関東圏の場合、東京から西に居住していると東京湾、相模湾がメインでたまに頑張って外房や駿河湾などへ遠征するのではないでしょうか。東京の渋滞を通過するに高速道路を使っても、外房、南房へ行って帰って来るには日帰りではちょっと辛いです。
船に弱い、船酔いがひどい人は船に乗れない訳ではない。乗ってみないと船酔いするか分からないですが …
うちの釣友6人で船に乗れば海が荒れるとミヨシの2人を除き、4人はダウンする。丘にもどれば皆、復活するのだが… 釣友は吐いても釣りが好きなメンバーばかりですネ😭
海釣り公園、施設、海岸、磯に比べ、魚探・ソナーを搭載した釣船が圧倒的に釣れる。と思います。
ファミリーフィッシングは危険が少ない海釣り公園、施設、海岸が良いと思いますが、色々な魚種の釣果が見込めるのは釣船ですネ。広い海の魚は釣って食べて美味しいです😄
目次
1. 事前準備
釣りは事前の準備が色々あって面倒ですが、色々悩んでいる時間も楽しいものです。
1-1. 船宿
時期、地域により船宿が狙っている魚は色々違いがありますので釣り友ネタやネット、釣り雑誌を使って情報収集です。釣れる時期に特異な魚種を狙うのが、一般的ですが、年中イカを狙っている船宿もあります。
1人2人で行くならば乗合船、友人数人と行くなら仕立て船が良いでしょう。
仕立て(貸切り)は5人からやっている小さな船もあり、平日ならばもっと少人数でもちょっと割高で出てくれるところもあります。空いていれば平日予約乗合にしてくれる仕立て船宿もあります。
船宿が決まったら電話で予約です。船宿のホームページのスケジュール表が空いていても、予約が入ってしまった場合もあるのでまずは電話です。
1-2. タックル
釣り道具が無いと釣りになりません。貸道具はありますが…
何をどのように釣りたいかによって釣り道具の選択種はいっぱい有ります。
釣り方によって竿、リール、ラインなどsetで決まってきます。
座ってのんびり置き竿にしたい釣り人は長い細いしなやかな竿で重くても頑丈な重いリールでOKです。
立って手持ち竿でガンガン、攻めたい釣り人はしなやかなショートロッドで軽いリールですネ。
最近のはやりはライトタックルですネ。
竿(ロッド)の進化がハンパないですネ!細くて柔らかくてしなやかで強い。電動リールもどんどん小さく軽く強くなってますネ!どんどん新しいタックルにチャレンジするともっと釣れると思います。
1-3. 仕掛け
釣り物によって色々ありますので詳細はそれぞれ確認して下さい。
天秤、クッションゴム、ハリス、針など仕掛けは釣りもの釣り方、釣り場に寄って違うので船宿に聞くのが一番ですが、自分がやりたい釣り方をして良いか確認するのと良いと思います。仕立て船はほとんど自由だし、乗合船も空いていればやりたい釣り方でやらしてもらえます。
1-4. その他釣り道具
その他の釣り道具で重要なのが、竿掛け、雨カッパ、クーラーボックス等です。
竿掛けは好みの大きさのものを一度買えば使い回しが結構できます。
雨具(カッパ)は雨が降って無く晴れてても、船が釣り場や港に突っ走るとずぶ濡れになりますので必須です。土砂降りの時には防水性能が無いとびしょ濡れで寒くて死にそうになります。
クーラーボックスは美味しく持ち替えるにはやはり必須です。氷を入れて少し海水を入れるのが良いと思います。イカは海水無しで氷のみのようですが… 翌日昼までは冷たく持ちます。
あとは釣り用座布団があると快適です。
2. 実釣
実際の釣りの当日ですネ。
2-1. 船宿
船宿に着いたら乗船名簿記入、乗船代の場所、支払いのタイミングは船宿によって色々なので電話で事前に聞きておきましょう。
<宮川湾 二宮丸>港集合、帰港後に港で支払い(PayPay可)、港解散です。
<剣崎松輪港 鈴米丸>港集合、帰港後に船宿(うどんの軽食あり)で支払い、解散です。
<毘沙門港 金長丸>港集合、帰港後に港で支払い、港解散です。
2-2. 釣り座
仕立て船ならば、仲間内なのでだいたい好みで釣り場が決まってきます。船酔いに弱い人は狭いけど胴の間(船の中央)、船酔いに弱く排気ガスに強い釣り人は広いオオドモ(一番後ろ)、船酔いに強く排気ガスに弱い釣り人は広くて見晴らしの良いミヨシ(一番前)ですかネ。
- ミヨシ(一番前):広くて見晴らしが良いが、揺れが大きいので船酔いに強く、排気ガスは無いので排気ガスに弱い釣り人が良い。
- 胴の間(船の中央):狭いが、揺れが一番少ないので船酔いに弱い人が良い。
- オオドモ(一番後ろ):広いが、排気ガスがあるので排気ガスに強い、船酔いに弱い釣り人が良い。
仕立て船は幹事に決めてもらいますが、乗合船は船宿によって釣り座の確保が違います。朝一で船が岸壁に着いた段階で早い者順にクーラーボックスなどを船上に置いて確保するところや、船上に乗るのが危ない船などは船宿で番号札を取ったり記入したりですのでやり方は事前に電話で聞いておくと良いです。
どこが、釣れるかは釣り物、満潮・干潮の潮流、風向き、その船の船長の釣らせ方によりまちまちだと思いますので色々考えましょう😄
2-3. 釣り場
釣り物によって、その時期によって、その船長の得意不得意、性格によるようです。
どうしてもと言う釣り場があれば船長に予めリクエストしておくと良いでしょう。
釣れるかは水深、棚(魚の釣れる天秤の水深、水面からと底からがある)、潮の流れ方向・強さ・澄み具合、水温、風向き等々自然を感じ取る必要があります
東京湾には剣崎沖、久里浜沖、城ヶ島沖等あります。三浦半島先の船宿から出ると久里浜沖までです。縄張りがあるようでタチウオの居る観音崎沖には入れないようです。
へた釣り.こむ から引用しました。
相模湾には沖の瀬、須ノ崎、亀城根、江の島沖、小田原沖、初島南沖等あります。我々は三浦半島先の船宿から出ると相模湾を横断して真鶴半島沖まで行くことがあります。それ以上は行けないようです。
どこの船宿にいくの? | 釣りキチおやじがネットビジネス起業に挑戦 から引用しました。
2-4. 誘い方
釣り物によって色々ありますので詳細はそれぞれ確認して下さい。
釣れる人は、釣れない時、こまめに色々工夫してるようです。
仕掛けのハリスの太さ、長さ、1本針か2本か、針のサイズ、餌の付け方等々…
置き竿か、手持ちで誘うか、誘う間隔時間は等々… 食ってきた時がベストチョイスです。
2-5. 取込み
慌てず、ハリスを緩めずテンションを掛けたままで魚の口を水面に出す感じで頭からタモ網に入れましょう。
緩めると針が外れます。強く引っ張り合うとハリスが切れます。引っ張られたらテンション掛けながら緩めます。デカかったら無理に引き抜くとバレます。誰かタモ網入れてくれるまで待ちます。
3. 片付け
釣りに行ってからの片付けが今日の余韻を楽しみながら、次の楽しい釣りに思いをはせて準備です。
3-1. 魚の持ち帰り方
🐟魚はエラを切って、海水桶で血抜きをします。血抜きが出来たら直ぐにクーラーに入れて海水を少し張った海水氷で氷締めします。
帰港し下船する前にクーラーの底栓を開けて氷が溶けて薄まった海水は抜きます。塩分濃度が薄まった水に🐟魚を浸けて置くと魚の「うまみ成分」が水に溶け出してしまうそうです😎
🐟魚の上に氷を追加していっぱいにして帰宅します。🏠家に着いた時と1晩このままで置いて翌朝、フロ場でまた底栓を開けて溶けた水を抜きます。氷が足らないようだったらペットボトル氷などを追加します。
氷と魚をどけると、こんな感じで魚の下にペットボトル氷があるので🐟魚が溶けた水に浸かりません。
3-2. 釣り道具洗い
海釣りの道具は潮を被っているので潮噛みしないよう、サビないよう、潮臭さを抜く為にその日のうちに洗いましょう。
水洗いで潮を落とせば十分です。仕掛け巻きや天秤、錘、籠等々も水で流せばOKです。カッパはちょっと洗剤入れてザブザブですネ。いい匂いになりますヨ。
リールはドラグを締めてから流水で1分くらい水抜き穴を下にして回しながら洗います。
乾かす時はドラグ緩めて置きましょう。
釣り場まで頑張って乗せてくれた車🚙も翌日には海風の潮を流してあげましょう。
3-3. 魚捌き、保存方法
腐る足が早いカツオ以外は翌日捌くと熟成されてうま味が増します。うま味は水に溶けだすのでキッチンペーパーを巻いて水分を取り除きます。食べるまでは柵取りして置き、食べる直前に切り分けると美味しいです。冷凍する時も柵取りをキッチンペーパーで巻いておくと良いですネ。
3-4. 料理
刺身、塩焼き、煮付け、鍋、干し物、酢物等々美味い物、いっぱいですネ。
うちは捌きまで僕がやったら、料理は上さんにお任せです。食べるまでが待ち遠しいです。
釣って触ったら、弱ってしまうので、必ず美味しく持ち帰って食べる!です。