SlowSecondLifeのマダイ五目釣りに ちょうど良い クーラーボックス 選び ダイワ ライトトランク α お勧め

もう20年以上、よく普段使っている 「中型クーラーボックス ダイワ ライトトランク GU-3000RJ」 は容量30ℓ 重量5.3kg、片手で軽く持てて船の乗り降りも楽で何も不安はありませんでしたが...

ワラサ4本でパンパン、古くなったせいなのか蓋が浮いて帰りに車がロールすると入れていた海水がバシャバシャとトランクルームに溢れてしまいましたので、もうちょっと大きい、蓋がしっかりしたのが欲しいなと思って...(今は海水は抜いて氷だけにしてます)

青物狙い(ワラサ、カツオ・マグロ)の大型クーラーボックス 35ℓキャスター付き 「SHIMANO スペーザ ベイシス 350 UC-135M」 を退職記念品に会社の皆さんに買って頂きましたが...抗がん剤治療でだいぶ足腰が弱っていたので普段使いには7.1kgはやはり重かったぁ😅
保冷力が良いクーラーボックスは重くなるとは、ちょっと知らなかった。

「SHIMANO スペーザ ベイシス 350 UC-135M」はワラサフィーバーやカツオ・マグロコマセ釣りに使うことにして、普段良く行くマダイ五目釣りに使うクーラーボックスを買い替えたいなぁとこの2年程、思ってました。

amazonブラックフライデー2024.11.29(金)〜12.6(金) 娘ちゃんに買ってもらおう😁と画策。

私の選定ポイント

SlowSecondLifeの私の選定ポイント

  • 重量 5kg以下:横付けされた船3〜4艘を渡る際にも危なく無い重さ
  • 保冷力 2日以上:釣行翌日昼間に魚を捌くので、それまで氷が無くならない保冷力
    船上7h:KEEP 47h以上、I-CE値 49h以上 帰港〜帰宅捌くまで20h:KEEP 37h以上、I-CE値 39h以上
  • デザイン 長さ 55cm前後マダイ数枚とワラサ1〜2本程度が入る大きさ

ダイワとシマノ メーカー比較

マダイ五目釣りでの釣果 「マダイ数枚とワラサ1〜2本」 を想定してメーカー比較しました。

ダイワ
ライトトランク
α 3200
シマノ
スペーザ 250
(キャスター無)
シマノ
スペーザ 350
(キャスター無・有)
価格12,023〜
32,505円
15,131〜
32,794円
16,148〜
43,323円
保冷力
ダイワKEEP(h)
シマノI-CE値(h)
76〜126h
(3.2〜5.3日)
40〜63h
(1.7〜2.3日)
45〜65h
(1.9〜2.7日)
容量32リットル25リットル35リットル
重量4.6〜6.1 kg5.0〜6.7 kg6.1〜8.3 kg

同じくらいの重量で比較するとダイワの方が容量が大きく保冷力が高いようです...

【JIS簡便法による測定とは?】
外気40℃に調整された恒温室内に、クーラーボックス本体容量の25%に相当する角氷を入れたクーラーボックスを放置。8時間後に氷の重量を測定して氷の残存率を算出。

【KEEP換算とは?】
その氷の残存率から、残存率が0%になるまでの時間を計算して、「KEEP○○」という値で表示している。

ビッグトランクII 8000(クーラーボックス)|DAIWA(ダイワ) より引用

シマノの基準『I-CE(アイス)』とは、Ice Control Efficiency-氷保持能力-より確かな保冷力を選ぶために、どれだけ氷をキープできるかという〈氷の保持時間〉を保冷力の基準にした新しい単位、それが『I-CE』です。
クーラー内容量の20%の氷を31℃の温度下で1時間保持できることを1hと表します。例えば『I-CE70h』という表記なら、クーラー内容量の20%の氷を31℃の温度下で70時間キープできる保冷力がある目安となります。

SHIMANO|シマノセールス株式会社 より引用

SHIMANOのI-CE値は外気温31℃で、クーラーボックス容量20%の氷量が溶けて無くなるまでの時間
DaiwaのKEEPは外気温40℃で、クーラーボックス容量25%の氷量が溶けて無くなるまでの時間となってますが、ほぼ条件は同じと考えて良いですネ🤔

外気温が高い方が氷を溶かす熱量が多く早く溶け、氷量が多い方が溶ける時間が長い訳ですので、
SHIMANOの保冷力条件を1とすると Daiwaは 1×外気温(40℃/31)×氷量(20%/25%) = 1.03 となり、ほぼ同じ。

クーラーボックス容量35ℓI-CE値の20%の氷量は7kg(7ℓ)、KEEPは25%で8.75kgとなりますが、
実際の釣行ではコンビニ板氷1.7kg船宿で用意してくれる氷も2〜3kg程度でしょう。

実際の釣行での船上の保冷時間、船から持ち帰ってからの保冷時間を考え、必要なI-CE値(h)やKEEP(h)を考えましょう🤔

船上で必要な保冷力

I-CE値、KEEPの試験値は蓋の開閉無し、内容物は氷だけですネ。
船上では結構釣れると頻繁に開閉するし、海水と同じ体温の魚体を冷やすので釣れる程、氷が溶け、保冷力は試験値の50%程度でしょうかネェ😎
青物は釣ったら直ぐに血を抜いて氷締めにしたいですネ。
釣行時間は7時間乗船時の氷量は2kg、真夏(外気温 31℃)の保冷力50%として容量35ℓの場合
SHIMANOは 7h×(氷量7kg/2kg)÷50% ≒ I-CE値 49h以上必要...
Daiwaは 7h×(氷量8.75kg/2kg)×(31℃/40℃)÷50% ≒ KEEP 47h以上必要でしょうか😎

船から持ち帰って必要な保冷力

船から持ち帰ってからは車内や室内で蓋は全く開けないので、保冷力は100%程度ですネェ😎
私の場合、カツオ以外は翌朝10時くらいに捌くので14時帰港で保冷時間20hが必要です。
保冷時間は20時間帰港時に氷を足して氷量は3kg、室温26℃、保冷力100%として容量35ℓの場合
SHIMANOは 20h×(氷量7kg/3kg)×(26℃/31℃) ≒ I-CE値 39h以上必要...
Daiwaは 20h×(氷量8.75kg/3kg)×(26℃/40℃) ≒ KEEP 37h以上必要でしょうか😎

ダイワ ライトトランク α シリーズでの型式比較

と言う事で 「ダイワ ライトトランク α」 シリーズでの型式比較をしました。

容量・長さ 比較

マダイ五目釣りに必要な長さ・サイズは...

マダイのサイズ

40〜50cm1.2〜2.0 kg
50〜55cm2.0〜2.5 kg
55〜60cm2.5〜3.0 kg
60〜65cm3.0〜3.5 kg
65〜70cm3.5〜4.5 kg
マダイの記録や大きさと重さ | 東京湾タイラバならVIBES丸 より引用

マダイは普段、大きくて2〜3kgなのでクーラーボックスの長さは55cm前後で十分です

マダイ5.5kg他計4尾を釣ったことがありますが、尾っぽを思いっきり曲げれば30リットル、長さ525×230×高さ245mmのライトトランク GU-3000RJ に入って居ました。

ワラサのサイズ

ワカシ35cm 以下
イナダ35〜60cm
ワラサ60〜80cm2.5kg 以上
ブリ80cm 以上6kg 以上
ワラサとはどんな魚?ブリとの違いやおすすめレシピをご紹介 | DELISH KITCHEN より引用

マダイ五目で釣れるワラサ1〜2本くらいなら尾っぽをちょこっと曲げればクーラーボックスの長さ55cm前後でOKですネ。

ライトトランク
α 3200
ライトトランク
α 2400
容量32リットル24リットル
内寸サイズ565×220×
高さ245mm
465×220×
高さ225mm
重量4.6〜6.1kg4.0〜5.3kg
amazon価格
2024.11.28
12,023〜
32,505円
9,800〜
30,515円
保冷力 KEEP(h)76〜126h66〜98h

やはり、マダイ五目釣りにはサイズ的に長さ55cm前後は欲しいので32リットルのライトトランクα3200ですネ。

保冷力と重量 比較

ではマダイ五目釣りに必要な保冷力と重量は...ライトトランクαの型式ごとの違いを比較して見ました。
容量は32リットル、サイズ長さ565×幅220×高さ245mmは共通です。

ライトトランクα
型式ZSS 3200SU 3200GU 3200S3200
amazon
価格
2024.11.28
32,505円24,109円15,800円12,023円
保冷力
KEEP(h)
126h
(5.3日)
101h
(4.2日)
96h
(4.0日)
76h
(3.2日)
重量6.1 kg5.3 kg5.0 kg4.6 kg
断熱材ウレタン+
6 面底
真空パネル
ウレタン+
1 面底
真空パネル
ウレタンスチロール

サイズは同じでも保冷力と重量、価格が全く違います。

選定したのは...

今回は娘ちゃんに買ってもらうので...お安い 「ダイワ ライトトランク α S3200」 でお願いしました。 私の選定ポイント:重量5kg以下、保冷力2日以上(船上KEEP 47h以上・持ち帰ってKEEP 37h以上)、サイズ長さ55cm前後は全てクリアしてました

ライトトランクα 3200/2400(クーラーボックス)|DAIWA(ダイワ) より引用
ライトトランクα 3200/2400(クーラーボックス)|DAIWA(ダイワ) より引用

まとめ

20年以上使って来た良く行くマダイ五目釣り用の普段使うクーラーボックスの買い替えとなりました。SlowSecondLifeとしては、あと何年船釣りに行けるか分からないので、体力的にも経済的にも余り無理しないタイプにした方が良いですネ。

保冷力を上げると重量も重くなるので、自分の釣行に合った保冷力を考えて、なるべく軽いクーラーボックスを選びましょう😎