個人的にはマルイカが甘くて一番美味しいと思いますが、ヤリイカもスッキリ淡泊な美味しさがあり、釣り味も乗れば分かる大きさなので比較的釣りやすく行きたい釣りです。釣りの先輩Kさんはマルイカよりヤリイカが絶対美味しいと言ってました。
釣れたヤリイカを泳がせてマダイやワラサ、メダイなどを狙うイカダイ釣りも面白いですネ。
ヤリイカが釣れ始める8月末から産卵期の翌年3月くらいまではヤリイカ釣りが楽しめます。東京湾口・洲ノ崎沖で2月中旬から3月中旬に産卵で浅場に集まる大きなヤリイカがスルメイカ混じりで爆釣する時期があるようです😁
東京湾口・洲崎沖~沖の瀬でスルメイカ、ヤリイカ絶好調!! | 釣りビジョン マガジン | 釣りビジョン
ヤリイカ釣りは深場になり結構、沖まで出ていくので、ちょっと風が強いと波が高くなります。ずっと竿を持って誘っているイカ釣りは波が高くなると、きつく、船に弱い方は結構、酔うようです。
天気予報を見ながら良い日に乗合船に行くか、仕立て船でも天気予報によって風波が荒い予報の時は前日判断で釣り物を変えるのが良さそうです。
お勧めはやまはち丸、大和丸、喜平次丸ですネ。
小網代港 やまはち丸:うちの釣り師匠が好きでイカ釣りはやまはち丸ですネ。大女将から女将の居る宿の雰囲気が良いのかな😉イカ釣り専門船宿です。
小網代港 大和丸:腕が良い感じのイカ釣り専門船宿ですネ。
間口港 喜平治丸:評判の良いイカ釣り専門船宿です。
ライトタックルの方が触りや当たりが分易いと思います。ノーマルタックルでもしっかり誘えば乗ります。ライトタックルは錘を軽くしても、道糸を細くすることでノーマルタックルと混ざっても潮に流れる角度が一緒になるのでお祭りすることが少なくなります。
竿はシャクリ易く乗りも分かり易い先調子のヤリイカ竿がお勧めと言われます。私は6:4の胴に乗るタイプの竿も、乗った時に竿が引き込まれる感じを目で見るのが好きでヤリイカ釣りに使います。
リールは中小型電動リールで道糸はPE3号まで、それ以上の太糸は深場や早潮時にお祭りし易くなると思います。錘はフジワラのスカリーが落下が早いし絡みも少ないのでお気に入りです。特殊な形状の錘はお祭りし易く船宿に嫌われているようです。
私はライトタックル好きなので道糸PE1.5号、錘80号ですネ😎
仕掛けは多点掛けが期待できるブランコ式がお勧め、サバが多い場合は角数を減らします。あまりひどい時の為に直結仕掛けを用意する程度かな🤔
ヤリイカ釣りのプラ角サイズは大型が居ても基本11cmで良いですネ。スルメイカになる可能性がある時の為に14cmも入れておきます。ダブルカンナはお祭りした時に外し難いのでシングルがお勧めです。
《船宿推奨仕掛け》
◇竿:2m前後のイカ専用竿
タックル|小網代港 やまはち丸|ビギナー大歓迎!イカ釣りのことなら神奈川県小網代港『やまはち丸』にお任せください! より引用
◇リール:電動
◇プラヅノ:11cm(5~7本程度のブランコがオススメ)
【ノーマルタックル】道糸:PE3号以下→オモリ:100号
【ライトタックル】道糸:PE2号以下→オモリ:80号
赤白のウキスッテを1本いれておくと良いとは良く言われる通りに釣れる時があります。
春に100m以下の浅場でヤリイカが釣れるようになるとライトタックルヤリイカ釣りが面白いですネ😋
釣り情報 2021年4月15日号 32pageより引用
ヤリイカ用タックルのリールには中型電動両軸リール(ダイワ500番、シマノ3000番など)が良いですネ😉
ライトタックル用にはフォースマスター601が欲しいですネ😅
ロッドは感度の良いものを選びたいですネ🤔
ヤリイカ仕掛けはプラズノ11cmで、5〜7本仕掛けが扱い易いですネ。ヤマシタのタマゴ針が好きです。下から2〜3番目に赤白スッテを1ケ入れると良いです。ヤリイカは一番下のケイムラプラズノと赤白スッテに良く乗りますネ。
錘はフジワラのスカリー80号をメインに、潮の速さに応じて他の方とお祭りしないよう60号、100号、120号をそれぞれ2〜3個持っていきます。根掛りなどで結構、無くしますが、余りバックが重くなり過ぎない程度に...😅
ブランコ仕掛けは枝スが付け替え易い回転ビーズの市販品幹糸を使っていますが、回転ビーズはお祭りの時には外し難いので嫌う船宿がありますので、小さめのビーズの仕掛けにしています😎
ツノには予め枝ハリスを付けて置きます。
直結仕掛けはサバ対策には抜群の効果を発揮しますので1セット作って置くと便利ですネ😉
予備のプラヅノには10〜12cmのハリスを結んで置くと便利。サバが掛かるとハリス切れやプラヅノを飲まれてダメになるので素早く結び直して交換する。
楽天マガジン つり情報2022/10/15号 29page より引用
ヤリイカダイ釣りのクーラーボックスは30リットルまでで十分でしょう。
ヨリトリリングがあると仕掛けが回ってねじれないで良いです。
イカは海水補給のある生けすバケツで生きていますので、沖上がりの時にイカ絞め器具があると一瞬で締めて鮮度を保てます。徐々に死んだイカは身が締まっておらず、生々しく無いです。
イカ トレイがあると鮮度良く持ち帰れそうです。
風上側に竿をセットし風下側に投入器を置いて錘を投げるとラインが竿先に絡まないので右舷は右手で投げますが、左舷は左手になります。左舷でも右手で投げたい場合、(右舷と同じように並べ)普通に錘を投げると風で竿先にラインが絡むので、投げる時に竿をロッドキーパーに置いたまま、竿先だけ持ち上げて錘を投げると絡みません😎
三浦半島からは釣果状況に応じて剣崎〜城ヶ島沖や洲の崎沖、沖の瀬が狙えます。
仕掛けを投入器に入れたら(ブランコ仕掛けは針が下向き、直結仕掛けは針は上向きに入れる)錘を持って遠くへ投げると、お祭りが少なくなります。
最も大切なのは釣れてる時間帯に確実に仕掛けを海中に入れて置くこと。手前祭りや隣の人と祭ると釣果はのびません。
イカの触りとか当たりはなかなか分かりにくいものです。ライトタックルは触りとか当たりを見ることに注目してましたが、ノーマルタックルは誘うことに注目するようにしたら意外と乗るようです。
竿を下から大きくシャクり上げてストンと落として下で待つ、シャクりも2段シャクりにして見たり、ツノが良く躍るようにしてストンと落として下で待つ、感じが良かったです。
誘いをしっかり行うと下で止めて待ってる間に近寄ったり触ったり抱き付いてたりするようで、次にシャクり上げた時に乗って居ます😎
ヤリイカは小型でも重量感があり、乗れば竿先も沈むし、竿を持つ手の感じで分かります。
まずイカが乗っていない時の重さを覚えて下さい。イカが乗ると波とは違った不規則なアタリが竿先に伝わりますから。分からなければオモリを底に着けてゼロテンションにすると分かりやすいですよ。着底して糸フケを取ったら竿を大きくゆっくり上げて着乗りを確認。乗りが無ければ再び着底させてゼロテンションで5秒ほど待ち、軽く4〜5回シャクって再びゼロテンション。底で乗りがなかったので、巻き落としを兼ねて5mほどシャクリ上げて探り、再着底させる。
楽天マガジン つり情報2022/11/15号 59pageより引用
シーズン初期の低活性時はアタリが小さく、バレる。
誘いは激しい動きは控える。誘い下げと聞き上げで変化を見る。オモリが着底したら、ゆっくり糸フケを取りながら竿先が震えたり上下していないか、しっかりと竿先を見る。ここで変化、アタリがあったと思ったらそのままゆっくり竿を持ち上げてリールを巻き始める。
触り:
アタリはフワッと竿先が軽く浮き上がる、
ツンと竿先が下がる、
上下に竿先が震えるなど。触りがなければ、竿先を水平より少し下げた状態からゆっくり聞き上げる。ここでも竿先に変化がないか注視する。何か変化があればそのままゆっくり竿を持ち上げて掛ける。
触りが無ければ頭上まで聞き上げて、次は最初の位置までストンと落とし、プラヅノが上から落ちていく誘いを演出する。この位置で触りがないか見て、無ければ再び聞き上げる。
この誘いを数回繰り返したら20〜30m巻き上げてから落とす「巻き落とし」をしてまた同じ誘いをする。
「もしかしてイカがいるかな」と思った時は10m程電動の低速で巻いて竿先の変化見てみよう。
楽天マガジン つり情報2022/10/15号 30page より引用
ブランコ仕掛けでサバがお多い時の初心者は扱いが難しい直結仕掛けにするより、ツノ数を5本程度に少なくしてみる。プラヅノが多いと抵抗が増して落下も遅く、アピール度が高まるのでサバを寄せる。
楽天マガジン つり情報2022/10/15号 29page より引用
釣り情報 2021年2月15日号 47pageより引用
釣り情報2021年3月1日号 より引用
釣り情報2021年3月1日号 より引用
釣り情報 2021年4月15日号 31pageより引用
釣り情報2020年3月1日号 より引用
釣り情報2021年3月1日号 37pageより引用
釣り情報 2021年4月15日号 34pageより引用
乗りがあった時は最初の5mくらいは手巻きでゆっくり巻いて追い乗り多点掛けを狙います。
イカヅノは返しが無いので取込みは緩めるとイカがバレます。ラインのテンション(張り)を保ちながら、10mくらいになったら竿掛けに掛けて手で持ち上げながら船の揺れを吸収し、電動リールが自動停止したら、手巻きで巻きながらテンションを保ち、水面に仕掛けが来たら、道糸を引きながらテンションを保ち、ツノを投入器に入れながらイカが居たら桶の上でツノをひっくり返してイカを桶に入れて仕掛けを全て取込みます。
巻き上げは慎重すぎても、うねりが大きい時は船の上下揺れでバラしたり、掛かりの浅いイカは身切れするので、バレるイカはバレると割り切って中速で巻き上げます。
取り込みは角を投入器にしまいながら仕掛けをたぐる。イカが乗っていても落ち着いて角を投入器に収めながら取り込む。角を投入器に全て納めてから錘を投げる。投入器に入れないで慌ててたぐり込むと後が大変ですネ😅
クーラーボックスに氷と海水を少し入れた海水氷でキンキンに冷やして持ち帰ってましたが、氷が溶けて水になると海水氷の塩分濃度が下がって魚やイカ🦑の身のうまみが溶け出してしまうとネットで読んだので海水に浸さないで氷が溶けても身に当たらないようにしました。
ペットボトル氷とザルを入れて、船宿の氷が溶けても当たらないようにイカ🦑はフリージングパックに入れてザルの中に置いて持帰るようにしました。
何んとヤリイカの刺し身がとても甘く、スルメイカまでもが甘いのです。驚きです😅
イカは墨袋があるのでなるべく切らないように捌きます。墨が出たら洗えば良いですが。ヤリイカは内蔵、キモも少ないので捌き易いです。羽のようなエンペラーを指で剥がすと皮も綺麗にむけます。口バシは固いので取ります。
私はイカでは見たことありませんが、アニサキスが内蔵に居てイカが死ぬと身に移動するそうですので生食にする時は気を付けて捌いて下さい。アニサキスは細長く直ぐ分かります。生でアニサキスを食べてしまうと胃腸を食い破られとても痛いそうです😅
イカは色々な料理が出来て美味しく楽しめます。下記は息子が作った刺身、タラコ和え、ゲソ炒め、沖付け、🍣の写真ですが、イカリング、イカ天、イカ焼き… 美味しい料理いっぱいですネ。
スルメイカが混じったらスルメの肝でヤリイカ身の塩辛がとても美味しいです。