テナガエビは川の下流汽水域に居る手の長いエビで唐揚げにするととても美味しいですネ。
私の少年期には故郷、三河の豊川でテトラや蛇籠の上を歩いてるのをエビ網ですくってたくさん捕まえて唐揚げにして食べて居ました。
今、私が住んでいる近くの多摩川の下流汽水域でもテナガエビが釣れるようです。
テナガエビの釣り期は梅雨期6月。梅雨入りしてからが本番😎
5月中旬頃から8月頃までが釣りシーズンです。特に梅雨時にハイシーズンを迎え、盛んに釣れるのが6月〜7月上旬頃です。
PROX|手長エビ より引用
多摩川では無いが...良く行く横浜から南伊豆😄
テナガエビの道具立ては釣り場に応じて1.2〜2.1mの振り出しザオを用いる。ミチイトは0.8〜1.5号と小もの釣りにしては太め、ウキ、オモリ、ヨリモドシをセットし、ハリ付きのエビバリ2〜3号やタナゴバリを組み合わせる。底を探るためオモリはウキの浮力より、やや重めをセットする。エサはアカムシが基本だ。
楽天マガジン つり人 2021/8月号 47〜49pageより引用
サオ、振り出しの万能ザオが適している。長さは足場の高さ、足もとの岩や消波ブロックの隙間をねらうのか、その外側をねらうのかによって異なるものの、概ね2.1m前後あれば対応できる。この長さが邪魔になる真下ねらいの釣り場であれば1.5〜1.8mの短ザオを、この長さでは少し届かないという釣り場であれば2.4〜2.7mと長めを選べばよい。
仕舞寸法が短いものを選ぶとより手軽にこの釣りを楽しめるだろう。地下鉄やバスといった公共交通機関を利用して行けるところが、大半のため、コンパクトに収納できるサオならトートバッグなどに数本入れても全くかさばらない。
楽天マガジン つり人 2023/7月号 65pageより引用
足付きの玉ウキを1つ付けた仕掛けも釣れます。ただ、エビがエサを運ぶと仕掛けが斜めになりやすい。水中に複数のウキがあったほうが、イトの斜めの変化が分かりやすいし、ハリに近いウキは小さいほうが、抵抗も少ないと考えています。
楽天マガジン つり人 2021/8月号 49pageより引用
市販の完成仕掛けが充実!入門するのであれば市販の完成仕掛けを購入することをおすすめする。
簡単でトラブルもなくウキ下調整もしやすいのは玉ウキひとつの仕掛け。ミチイトにゴム管を通し、その先に自動ハリス止め、ハリス、ハリ。浮力調整用のガン玉を自動ハリス止めの上に売ったら、ゴム管の中に玉ウキの足を差し込むだけ。あとは水深に合わせてウキ下を調整する。
数珠シモリはセル玉やナツメウキなどのシモリウキを2〜4個連結して仕掛けで、水中に沈ませた下側のウキの動きでアタリやエビの動きが把握しやすいのが特徴。
アカムシは食いが立っているときは1匹掛け、アタリが少ないときは2〜3匹の房掛け。基本は頭部側へのチョン掛けだが...アタリはあるけれどフッキングが悪いと感じたら、まずはハリ先が鈍ってないか確認し...即交換。さらにエサ付け方法も頭部ではなく、胴へ、チョン掛けではなく通し刺しにしてしっかり針先を出すとエビの口の中にハリ掛かりしやすい。...どうしてもアカムシだと...エサだけ取られてしまうときには、細めのキヂ(シマミミズ)を小さくカットして使うと断然ハリ持ちがよくなる。
楽天マガジン つり人 2023/7月号 65〜67pageより引用
このクーラー&エアポンプの組み合わせ良いですネ...暑い時は氷を何個か入れてやると良いでしょうネぇ😁
ピンセットプライヤー良い感じですネ😁
テナガエビが潜むポイントの多くはテトラ帯や敷石周り。障害物の周辺に集中している。六郷橋下流右岸はテトラや蛇籠の隙間を狙う穴釣りが釣果有望だ。竿の長さは1.2〜1.5mが使いやすい。
楽天マガジン つり人 2021/8月号 47〜49pageより引用
柔らかい泥と固い岩や護岸の混在場。テナガエビも泥底にもいるが、そこに消波ブロック、ゴロタ石が点在するほうが圧倒的にエビ密度は高まる。入り組んだ隙間や影があることも重要である。テナガエビはもともと夜行性のため、日差しの当たる明るい外側よりも、日陰の暗い内側や奥を好むためだ。
楽天マガジン つり人 2023/7月号 67pageより引用
テトラや蛇籠は潮が上げてくると水に浸かる。足場が広く、釣りやすいのは潮が低い時間帯だ...エビの姿を見つけて探る見釣りが手っ取り早いのだ。テナガエビは物陰があれば10cmの水深でも潜んでいる。潮位に合わせてガサガサと移動するので、浅場ほど姿を確認しやすい。エビはひとつの穴に密集していることも多い。再度仕掛けを落としてみると...ヒットした。小型の見える穴に大型が同居している。潮位が高くなった...エビの姿を確認しずらくなってきた...ウキの動向を見ながら気になる穴をテンポ良く探る。エビが当たればフワフワとウキが動いて止まる。さらに引き込まれたところで聞きアワセをする。蛇籠の中にゴロタ石が詰まっている。その石と石の隙間や折り重なっているテトラの隙間からエビが現れては消える。「見えないエビより見えるエビ」とアカムシを落とす。アカムシの匂いに誘われて仕掛けに寄る。アカムシを口に運んだ...合わせた。
楽天マガジン つり人 2021/8月号 49〜50pageより引用
何より時合に手返しよく!上げ潮に乗じて水位が上がるタイミングでテナガエビも浅場に上がってくることが多いため、満潮前後の潮位の高い時間がベストタイムになることが多いものの、潮位が高いと足場が水没してしまうような地形では干潮時がベストという釣り場もある。
楽天マガジン つり人 2023/7月号 67pageより引用
ウキ下調整はウキのトップが目視できる範囲で水面下に沈めるのが基本。トップが水面からしっかり出ていると視認性はよいものの風の影響を受けやすく、またエビがエサを咥えた際に残存浮力が強すぎるためウキが自然に沈んだり横に引っ張られたりしにくく、ウキ釣りの妙味がしっかり味わえない。シモリ仕掛けも...一番上のウキを水面と同じか水面よりわずかに下になるように調整し、水の透明度に応じてわずかに見える範囲で下のウキの位置を調整する。
アタリを察知したらそのまま放置して充分に食わせたのち、頃合いを見計らって食い逃げされる前にサオを立てて取り込むというのんびりとした釣りである。
楽天マガジン つり人 2023/7月号 67pageより引用
ゆっくりとサオを立てた際に”バックビート”と呼ばれる後ずさりが断続的にやってきます。こうなればハリ掛かり成功!
楽天マガジン つり人 2024/7月号 72pageより引用
海と違うので、しっかり塩を落とすというより、泥汚れをサラッと流す程度ですネ。
持ち帰りはブクでも良いですが、車の中は酸欠になりがちなので草をたくさん入れて少し水を入れて持ち帰ると、とても元気で自宅に着いてもテナガエビはピンピンしていました。一日泥を吐かしてから料理しますが、テナガエビはナワバリ争いをする気性の荒い生き物なので隠れ家もない小さなケースに入れっぱなしだと共食いするので注意しましょう。
楽天マガジン つり人 2024/7月号 74pageより引用