定年退職、無職で初めて確定申告したら還付金出ました 2021.2.17(水) 市民税 非課税でした 2021.7.1(木)
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無職だったので確定申告しないで良いか検討<2021/1/16(水)>
昨年は失業保険(非課税)を受給し終わっても、コロナ禍でアルバイト等、稼ぎに出る気が全くしなかったので、無職のままでした。昨年1月から10年受給で企業年金を受給しているが、所得税が源泉徴収されているので所得税の確定申告には対象外と思っていました。特別支給の老齢厚生年金は今年から、老齢厚生基礎年金はあと2年後です。
ならば面倒そうな所得税確定申告は、しなくて良いか。このコロナ禍人込みには行きたくないし . . .
net検索すると国税庁の 「令和2年度分確定申告特集、初めて確定申告される方へ」が参考になりました。
「確定申告書等の作成はこちら」 をタップ(クリック)すると 「国税庁 確定申告書等作成コーナー」 が表示します。e-Taxと言うオンライン確定申告が出来るようです。
無職の場合、『公的年金等収入が400万円を超える場合、400万円以下(昨年の私の企業年金)でもそれ以外の所得(アルバイト等)が20万円を超える場合は確定申告が必要』のようです。「等」に企業年金が入るが全然、超えないのでこれは確定申告不要か . . .
『「退職所得がある場合、退職金などの支払者に「退職所得の受給に関する申告書」を提出した場合、一般的に退職所得に係る所得税等は源泉徴収により課税が済むことになりますので退職所得の申告は不要となります』、『退職所得控除額が退職金よりも大きければ、そもそも退職所得は発生しない』とあり、私の退職金も控除額を超えていないので非課税だと人事部に言われていたな~ . . .
しかし、色々net検索を進めると
還付申告を行うことができる方、『給与等から源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金が年間の所得金額に基づいて計算した所得税及び復興特別所得税の額よりも多いときは、確定申告をすることによって、納め過ぎとなっている所得税及び復興特別所得税の還付を受けることができます』とのこと、ムッ!?これは🤔
『確定申告をしなければ住民税や国民健康保険料が本来の金額よりも高めに請求されてしまうこともあるので、無職であっても確定申告をした方が良い』
『確定申告により所得がないが報告されれば、住民税の所得割だけが非課税になるケースや住民税自体がかからなくなるケースも出てくる。また住民税が非課税となれば国民健康保険料が安くなるし、高額医療制度の通常の限度額が低くなるなどのメリットもある。』
『社会保険料控除、生命保険料控除等の各種控除を受ける場合は市・県民税の申告が必要』
『国民健康保険などの各種申請に必要な市・県民税諸証明の交付を受けるためには申告が必要になる場合がある』
『前年中全く収入がなくても国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料の算定や軽減判定、所得証明証等の発行、保育園、福祉サービスなどとの関わりがあるので申告書は提出ください』
『失業保険を受給し、まだ転職が決まっていない場合でも確定申告が必要場合。
・年の途中で失業した場合(1月1日〜12月31日を1年とする)
・失業中にアルバイトなどで収入があった場合
・失業中に自分で社会保険料を支払った場合
・年金の受給を受けている場合 』
『失業中でも就業していたときの給与から源泉徴収されていた所得税が過払いだった場合などにその還付を受けることができるので確定申告をした方がいい場合
・年度途中で退職した方で再就職をしておらず年末調整をしていない場合
・失業期間を経て再就職した方で失業期間中の社会保険料などを年末調整に含めていない場合』
『医療費控除では医療費から差し引く補てんされる金額は健康医療保険などの給付金全額ではなく「支払った医療費が上限」となる。一時金で支払われる「がん診断給付金」や「3大疾病保険金」「特定疾病保険金」は「補てん金額」に含めない!』
報道では「申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限を令和3年4月 15 日(木)まで延長します。」とのこと、余裕が出来ました。
なる程、確定申告した方が良さそうだ。ただ、やはり人が込み合う税務署には行きたくないな . . .
シュミレーションしてみた<2021/2/10(水)>
「所得税 シュミレーション」でnet検索すると税金計算機なるページが出てきましたのでシュミレーションして見ました。給与収入は無いので0円として社会保険料控除、配偶者控除、医療費控除、生命保険料控除、地震保険料控除、基礎控除を入力すると …
所得税、住民税は共に 0 円でした。
例えば川崎市の市民税・県民税はこちらからシュミレーション出来ます。 ➡ 川崎市|住民税額シミュレーション
こちらも 0 円でした。
e-Taxでオンライン確定申告しましたら、還付金でそうです<2021/2/17(水)>
と言うことで、どうも無職でも確定申告すれば住民税も国民健康保険料もキチンと計算されて安くなる可能性が高いので確定申告することにしました。
とは言ってもコロナ禍で税務署で書類作成するのは行く気がしないのでe-Taxと言うオンライン確定申告にチャレンジしました。
自宅のリビングでのんびりコーヒー飲みながら、あれこれ確認しながら、休み休み、2日に渡って5時間で入力、データ送信が完了しました。慣れれば30分くらいで済みそうな感じでした。
びっくりです!なんと企業年金から源泉徴収された所得税分が還付金で戻って来るようです😆
e-Tax画面では収入欄に雑収入として公的年金等があったので企業年金額と源泉徴収税額を入力しました。所得額が数万円とでました。
社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除、配偶者控除を入力すると、基礎控除も加味されて控除額が百数十万円となりました。
所得額より控除額が大幅に大きく、所得税額は 0円、還付金 5万円弱となりました~😎
還付金支払通知あり、入金確認しました<2021/3/5(金)>
5万円弱の還付金が入金されました😆
市民税 非課税でした<2021/7/1(金)>
昨年は6/11に市民税の納税通知書が来て6月末までに1期分を払ったので、今回も均等割分は来るかなと思いまっていたが、来なかったので7/1(金)に市税事務所に電話してみた。
調べてもらったところ、確定申告の結果、非課税となっているので通知書は送っていないとのことでした😎
川崎市 市税のあらまし の非課税の範囲
1.(3)前年度中の合計所得金額が次の金額以下の方
・同一生計配偶者又は扶養親族がない方… 35万円+10万円 = 45万円
・同一生計配偶者又は扶養親族がある方… 35万円×(同一生計配偶者などの数+1)+21万円+10万円 = 101万円 (夫婦2名の場合)
まとめ
やはり 収入 ー 控除(費用) = 所得
だから ➡ 収入があっても、所得が 0円 ならば 所得税は 0円
よって ➡ 源泉徴収された所得税は還付される。
➡ 市民税も 0円 (非課税)
なんですネ …
今年から受給始めた特別支給の老齢厚生年金も源泉徴収なので、来年も確定申告しなければ😏
e-Taxオンライン確定申告は最後に送信ボタンを押すまで何度でもやり直せるので、自宅でのんびり色々試して見ると良いですネ