どう食わせるか。如何にマダイに『上から落ちてくる付けエサのオキアミを見付けさせて食わせる』か...
付けエサを見付けさせて食わせるにはマダイの眼の前に付けエサを見せている時間を如何に多くするかです。付けエサが無くなったことを感知したり想定して直ぐに回収し、手返し良く再投入を確実に短時間で行いましょう。
マダイ釣りは長ハリスを使うので手返し良く再投入するには手前マツリを防せぐ取込み時のハリス捌きも重要、段取り良くやりましょう。
アタリが無ければまず3分くらいで巻き上げて付けエサを確認します。
頭と腹だけ、スパッっとカジられてるとマダイっぽいので次回も同じタナで待ちます。
全く付けエサが無かったり、グジュグジュとつぶされたように残っている場合はエサ取りの小魚が多いので、タナを少し50cmとか1mとか上げて様子を見たり、タナで待つ時間を2分とか短くしたり、余りにエサ取りが多い時はコマセを撒かないで付けエサの誘いだけでマダイにアピールします。
付けエサがきれいに残って居れば次は4分、5分と待つ間を長くしていきます。コマセビシに残って居る撒きエサの量を確認して待つ間隔を決めます。
船下にコマセが無くならないよう、他の人のビシカゴが船に上がってしまっている時は自分のビシカゴはタナに留め、他の人が投入してから回収するようにしましょう。
テーパー式の場合は上下のハリスを同じくらいの長さにして太さにあまり差を付けないのが主流になっている。食いが悪い、アタリが遠いときには先ハリスを細く、長くしていくというのも一つの手。
楽天マガジン つり情報2022/11/15号 30pageより引用
マダイの場合はたくさんコマセをまく必要はないので、マダイ狙いに転じた場合はコマセが出過ぎないように放出口を閉めておくことを忘れずに。
楽天マガジン つり情報2022/11/15号 31pageより引用
昔は底から何mのタナ取りでしたが、底にビシカゴをドスンと落とすとマダイがおどろいて散ってしまうので、最近は「海面から何m」のタナ取りがほとんどです。
タナ取りは道糸の色・マーカーを見ながら船長の指示ダナに合わせましょう。船釣り用のPEは10m毎に色が変わり、1m毎・5m毎にマーカーがあるので投入時に頭でカウントして指示ダナの糸色を覚えて置きます。
コマセビシを指示タナ下6~7mまで下ろし、ハリスが潮に馴染み、下を向くまで5〜10秒程待ってから巻き始めます。待たないで直ぐに巻き上げ始めるとハリスが道糸にマツって絡んでしまいます。下の方で小幅細長くコマセを振り出しタナまで上げて止めます。なるべくコマセビシをマダイの居るところから素早く消した方が良いので、からみにくい天秤を使ったり、潮が速い場合など早めに巻き上げる方が良いです。
コマセビシを指示ダナよりハリス分下ろし、1メートル刻みでコマセを振り出し、縦に長い帯を作るイメージで指示ダナに合わせる。3分間隔くらいで早めの手返しを心がけたい。
楽天マガジン つり情報2022/11/15号 29pageより引用
警戒心の強い春の乗っ込みマダイは、なるべくコマセカゴをマダイの居るところから素早く消した方が良いので、からみにくい天秤を使ったり、潮が速い場合など早めに巻き上げる方が良いですネ。使ってみると「重い仕掛け」は潮馴染みが早く意外と絡みません。
エサ取りの小魚が居る、フグが居る、エサ取りが居ない場合と色々、海中の状況を想像、判断して「如何にマダイに食わせる」か考えます。
誘い上げ始めや、落し込み途中、落し込んだで5〜10秒止めて食う間を与えると食って来ます😎
探検丸など魚探があるときは魚🐟が入ってきたら、より気合いを入れて丁寧に誘い上げ、落とし込みしましょう。
タナで10〜30秒待ってアタリが無ければ、タナから竿いっぱいにスーッと誘い上げてコマセをポロポロ撒きながら真上で止めます。5〜10秒止めて潮に馴染んたら、ゆっくりタナまで落し込みます。誘い上げ初めや、付けエサが動いた時や、落し込み途中、落し込んで指示ダナで止めて10〜20秒の間に食ってきます。
マダイの場合、コマセビシを沈める深さはハリス長の半分ほどとされ、エサ取りを寄せない、コマセに浮いてくるやる気のあるマダイを釣る意味合いあらタナ下1〜2mやほとんどタナでのビタ止めなどとすることもある。エサが取られない、食い気がないようなら置き竿でじっくり待つか、エサ取りが多かったり、マダイにカジラれた感じの、活性があるようなら誘ってアピールする。誘いは竿一杯持ち上げたり、ゆっくりと落とし込んでいく。落とし込んでタナを下げたときはせいぜい30秒以内としたい。
楽天マガジン つり情報2022/11/15号 31pageより引用
コマセビシを指示タナから下げると魚が驚いて散ってしまったり、コマセ煙幕も下がって魚が浮いて来ないのでタナから誘い上げて上から指示ダナまで落とし込むのが良いと思います😎
指示ダナへ合せて30秒〜1分待つ、重い仕掛けは潮に馴染むのが早いので1分で十分、手返しが早くなる。手持ちならば付けエサを食われた手ごたえがあったり、竿先を見ていれば付けエサが取られた瞬間が分かる。付けエサが取られたら、直ぐに巻き上げて手返しを良くしましょう😎
竿先を頭上までゆっくり誘い上げてコマセエサを撒き、頭上で仕掛けが馴染むのを待ち、馴染んだらゆっくり落とし込む。
落とし込んで待つと、ちょっと間があってから、上から落ちてくるエサをマダイが見ていて食い上げて来ることが多いですネ😎
食わなければまず3分、4分くらいで巻き上げて付けエサを確認する。頭だけ、すっぱり食われてるとマダイっぽい。グジャぁと食われているのはエサ取り。エサ取りが多い時は指示棚より1mとか少し上で待つ。付けエサが残って居れば次は4分、5分と間を長くしていき、付けエサが無くなっていれば短くしていく。コマセカゴに残って居る撒きエサの量を確認して待つ間隔を決める。潮がたるんで動きが無く魚が食い気が無い時、撒きエサを抑えて付けエサだけで長く間を取った時にも釣れることも多々ある。エサ取りが多い場合はコマセエサの量も減らし、余り振り出さないようにする。
誘い上げたり、落とし込んだ時に食う間を与えると食って来ます😎
置き竿も適宜、大きく誘い上げてあげたり、ゆっくり落とし込んだり工夫すると良いようです
探検丸など魚探があると指示タナより上で待って、魚🐟が入ってきたら、指示タナまで落とし込むと良いようです。
手返しを良くする重い仕掛けで攻めの釣りを松本プロが実践しています。
餌取りが多い場合は手返しを良くして餌取りの中のマダイに餌を多く提供するか、ですネ。
如何に餌取りを避けてマダイの前に付け餌を見せるか、ですネ。
手返しを良くする重い仕掛けで攻めの釣りを松本プロが実践しています。
餌取りが多い場合は手返しを良くして餌取りの中のマダイに餌を多く提供します。重い仕掛けは素早く餌取りを避けてマダイの前に付け餌を届けます。
探見丸親機を搭載した船にあまり乗らなかったので探見丸は持って居ませんが、最近良く乗るようになった剣崎松輪江奈港あまさけや丸の新造船「第23あまさけや丸」に📱スマホソフト「TankenmaruSMART」に対応した親機が搭載されていました。
防水スマホを船べり下の棚に置いておいて🐟魚が浮いて来たチャンスに誘いを入れて、バッチリ食ってくると、とっても楽しいですネ😁
探見丸付きのFM601を手に入れたので海の中のマダイが、さらに見えるようになりました。
ソナーがある船は、周りに居るマダイが見えるようです。
マダイは反転引ったくるようなアタリ、ワラサはモゾモゾとしたアタリです。
ハリを飲み込まれると口でハリスが切れるので、アタリがギューンと来たら「グウィーン」と竿を持ち上げるようにして合わせ、バレにくい口角にしっかりハリ掛かりさせましょう。これ!ポイントだと思います!「グウィーン」です😎
ヒットしたらマダイとのやり取りを楽しみましょう😁 竿を引き上げられた分、竿先を下げながら手巻きでラインを巻く。強い引きがあったら竿の弾力と送り込み、ドラグを滑らせてシノギます。マダイの突っ込みをしのいだら、また竿を引き上げてラインを巻き上げます。マダイの口をこっちに向かせたまま竿の引き上げと手巻きを繰り返します。ポンピングと言い、醍醐味ですネ😎。慣れない人は竿の弾力とリールのドラグ性能に任せて竿を起こしたまま一定に巻く方がバラさないようですが...
水面にコマセカゴが来たら竿を竿掛け(ロッドキーパー)に掛ける。竿掛けに掛けたまま竿先を上げてコマセカゴを引き寄せてつかむ。コマセカゴを引き寄せハリスをつかんでコマセカゴは撒きエサバケツ等に置く。ハリスを手繰ってマダイを寄せる。ワラサなど強い引きがあったらハリスを送り込む。ハリスは指に巻かないこと、強い引きでハリスで指が切れてケガをすることがある。
マダイはポッコリと浮いて来るので取込みは楽です。最後に暴れて針が外れることがあるのでハリスのテンションを掛けたまま口を水面から出せばおとなしくなります。
水面にコマセビシが来たら道糸にテンションを掛けたまま竿を竿掛け(ロッドキーパー)に掛けます。竿掛けに掛けたまま竿先を上げてコマセビシを引き寄せてつかみます。コマセビシを引き寄せハリスをつかんでコマセビシは撒きエサバケツ等に置きます。ハリスを手繰ってマダイを寄せます。
いつ食うか。これなら食うか。
『上から落ちてくる付けエサのオキアミを見付けさせて食わせる』
...と考えながら誘っていると、あっと言う間に沖上がり
ああっ、楽しかった😄
マダイ 1.55kg、850g…