ユニットバス 床壁継ぎ目 黒カビ消えず 22年目 コーキング初打ち替え
ユニットバスの床と壁の継ぎ目のコーキングに黒カビが発生するのでカビキラーで除去して居ましたが、この1年くらい、除去し切れてなくて黒いのが増えて来ました。22年も住んでいるとコーキングも劣化して黒カビが染み込んで取れなくなったのだろうか...


ちょっと擦ると黒いのが下から出てきて余計に増えたので、コーキングが薄くなって下地が見えてきているのかなぁと様子見して居ましたが、もう限界...真っ黒です😟
目次
黒カビ除去


先ずは表面の黒カビにカビキラーを吹き付けてサランラップで垂れないように覆って数分待って、再吹付けして数分待って、念入りに黒カビ除去しました。
コーキングのチェック

黒くなっているコーキングをドライバーで削って見ると、バラバラと粉になって黒いコーキングが落ちてきて、その下も黒いコーキングが出てきます。下地が見えて居るのではなくて、コーキング内に黒カビが根をはって居る感じです。
コーキングをすべて除去してコーキング打ち替えするしかないですネ。
コーキング材料

近くのコーナンで「浴室用防水シール」と言うのを千円ちょっとで買って来ました。
防カビ剤入りのシリコーン樹脂充填材100mlで、マスキングテープとヘラ付きでした。

1本で3.6m使用可能と記載されて居ました。ユニットバスの床周りのコーキングを測ると2.6m程なので1本で、ちょうど良さそうでした。
コーキング打ち替え工具

工具は家にあった力の入る大型カッター、ラジオペンチ、プラスチックヘラ、ライト等。這いつくばって作業するのでバスマットがあると足腰が痛くないです。プラスチックヘラは自動車内張り剥がしの工具を使いましたが、コーキング材を剥がすのにプラスチック製のヘラがあると床や壁材を傷を付けないで良いです。


先ず、カッターでコーキングの上下にコーキング外側に沿って切り込みを入れます。ラジオペンチでコーキングを挟み、ちぎるように引っ張り出します。コーキングの端が出来たら、ラジオペンチで挟んで引っ張り出します。
注意点

混合水栓のシャワーレバーを体で動かしてしまい、ビショビショになりましたので、シャワーヘッドを浴槽に突っ込んで蓋をして置きました。最初からやっておくと良いですネ。
コーキング材除去
意外と大変でした。2.6m剥がすのに2時間20分かかりました。

コーキングがブチブチ細切れに切れながら取れました。

コーキングの深さを測って見るとは1cm程あるところも有りましたので、カッターを結構、強く押し込んで切れ込みを入れた方が、きれいに取れるようになりました。




マスキングテープで養生

付属していたマスキングテープでコーキングする周囲を養生しました。


コーキング材打ち 充填・ヘラ仕上げ
マスキングテープ養生、コーキング打ちは1時間程で出来ました。

コーキング材が隙間の奥まで入るようにチューブを強く押しながら横にスライドしていきました。

付属のプラスチックヘラを押し付けて横スライドさせ隙間の表面を仕上げます。コーキング材が無駄に、はみ出してしまいました。

今度はコーキング材が無駄に、はみ出さないようにチューブを直角に当てて、押し出しながら横スライドしました。ヘラに付着したコーキング材をすぐに拭き取れるようにタオルペーパーを用意して置くと便利でした。

コーキング材をすべて打ち終わったら、コーキング材が固着する前に、速やかにマスキングテープを剥がします。コーキング材が付いているので、手元にちょっと大きめなビニール袋などを用意して置いてテープがクッ着かないように直ぐに入れると周辺にコーキング材が付着しないで便利でした。
コーキング打ち替え完了

良い感じに綺麗になりました😄
...ちょっとマスキングテープより厚くなってしまったところがあって、端っこが浮いている感じです😁

コーキング材の継ぎ目が凹んでしまいました😁
カウンター下は体も入りにくく、うまくコーキング溝に沿ってカッターを動かせず、壁の塗装を削ってしまいました...後でタッチアップ塗装しなきゃなぁ😁

カウンター隅の隙間もコーキングしました...古い汚れが固着してるので今後、クリーニング予定😁

ここもコーキング材が厚く、マスキングテープを剥がした跡が出てしまいました😁
まとめ
DIYで千円ちょっととお安く、まぁ綺麗にコーキング材打ち替え、3時間半程度で出来ました。
DIY ポイント
- その日の夜には入浴したければ、入浴可能になる硬化時間目安が23℃50%で5〜8時間後なので午前中からに施工する。
- コーキングする長さを測って、コーキング材の本数を確認する。
- カッターで古いコーキング材を切るときは壁等を傷つけないように注意する。
- 付着した細かなコーキング材を剥がすときは傷を付けないようにプラスチック製ヘラを使う。
- コーキングが綺麗になるようにマスキングテープを真っ直ぐに綺麗に貼る。
- マスキングテープに大量にはみ出る程、コーキング材は厚塗りしない。
- ヘラを使うときはヘラに付いたコーキング材を直ぐに拭き取れるようにタオルペーパー等を用意しておく。
- コーキング材が固まる前にコーキングをすべて打ち終わったら素早く、マスキングテープを剥がす。
- コーキング材が付着したマスキングテープを剥がすときは周辺に着かないようにゴミ袋を用意して直ぐに入れる。
- コーキング材は結構な臭いがするので、十分換気してから、風呂に入る。
結構、コーキング除去はカッターで押し引き切る腕力・握力を使い大変で、カッターで壁に傷付けたりするし、コーキング打ちも、なかなか綺麗に仕上げるには気を使うし、技、馴れが必要なので、お金に余裕ある方は、20年程に1回なので専門業者に依頼した方が良いかも😎